―がれき類、コンクリートくずの中間処理―
建設分野から発生する廃棄物は全産業廃棄物排出量の約2割ですが、最終処分される割合では約3割を占めるなどリサイクル率が低く、特に木くずはリサイクル率が低いため、その比重が軽いにもかかわらず、がれき類とほぼ同じ質量の不法投棄がされており、不法投棄される全産業廃棄物のうちの約半分を木くずとがれき類で占めています。
当社は、がれき類、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、汚泥(生コンクリート残さ物)といったコンクリート系から木くず、繊維くず(廃畳)といった木質系のものまで建設系廃棄物を幅広く受け入れ、すべてリサイクル処理しております。
|
|
投入口の大きな新開発重負荷用ブレーカーの導入により、破砕段階での鉄くず等異物の選別・分離が簡単かつ確実となり、一度に大量の廃材受け入れが可能です。
破砕機はエンジンの騒音、排気ガスの発生のない電動式を屋内に設置することにより、近隣環境への影響を最小限に留めております。
コンクリートくずを処理できることが、生コンの不適合製品や汚泥(生コンクリート残さ物)の産業廃棄廃としての適正な廃棄処理、排水処理により発生す
るスラッジ・回収骨材の処分などの生コンクリート部門における"当たり前"の品質管理や環境保全にも繋がっております。 |
再生砕石の販売
がれき類、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くずといった、主にコンクリート由来の建設系産業廃棄物を幅広く受け入れております。受け入れた産業廃棄物は、すべて破砕処理され、再生砕石・再生砂にリサイクルされ、工事現場等で再利用されております。
<主要設備>
がれきの破砕処理設備 |
メーカー |
: 株式会社アーステクニカ |
型式 |
: KAP-60 |
粉砕能力 |
: 680t/日 |
受入品目 |
: がれき類、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず |
|
作業補助機械 |
重機類 |
: バックホウ2台、 小割機付1台、ホイールローダー1台 |
|
汚泥処理施設
工事現場で不要になった汚泥(生コンクリート残さ物)を産業廃棄物処理施設として適正に処理します。
当社の汚泥専用処理施設にて固化処理し、固化後のリサイクル物は、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くずとして併設の当社がれき類処理工場にて破砕処理致します。
法令遵守と環境保護を旨とする生コンクリート関連業社の皆様にご愛顧頂いております。
|
|
|
―木くずの中間処理―
木くず処理施設
当施設は、常磐道柏ICから約3.5kmの工業専用地域に立地しております。国道からも至近であり、地元のお客様はもちろん、遠方からも多くのお客様に御利用頂いております。
お客様の廃棄物運搬に掛かる時間やコストの削減を含めた多様なご要望にお応えできる、利便性の優れた東葛柏地区の木くずリサイクル処理施設でございます。
有害物を含む等の特別管理産業廃棄物となるもの以外であれば、解体工事で発生した木くずや、木質パレット、型枠など、どのような種類の木くずでも受入可能です。
木くず処理施設は、電動式破砕機を全面防音設備の施された施設内に設置することにより、周辺環境にも十分配慮した施設となっております。
<主要設備>
木くずの破砕処理設備 |
メーカー |
富士鋼業株式会社 |
型式 |
SP350H型 |
破砕能力 |
80t/日 |
受入品目 |
木くず |
|
作業補助機械 |
クラムフォーク
フォークリフト |
2台
1台
|
ホイールローダー
アームロール車 |
1台
1台
|
|
|